2010-09-01

チンリュウテイ バルコン


奥行435、高さ1765、幅1835×3

この「バルコン」のような部分は
奥行はあまりないので
「そこ」へでて
「どう、こう、」という訳ではないが
2階「座敷の間」からの
開放感は
「バツグン」
なのだ
架構的には
母屋からの持ち出しの「梁」

「方杖」
でささえるようなカタチとなっている
「横架材」

この長さで「一本もの」
というわけには
いかなかったようで
継手(金輪継

もうけてある
外壁の杉板の使い方

「水切り」

兼ねていて気持ちイイのだ

また
この部分からは
枕流亭の前面にある
「杉木立」

見え
座敷の間
から
軸線(杉木立を見る位置)をかえることによって
その「景色」

ぜんぜん
ちがってくるのだ
外から見ると
こんな
「感じ」
杉木立越しからの
「枕流亭」
なかなかいい

やはり建物は
「ミドリ」と
共存することによって
その「存在」あるいは「効果」
また
そこに「暮らし」があれば
「豊かさ」

加わっていくように思え
あらためて
その「チカラ」を
感じた