現代町家は
そこに「すまう人」のこと
を
考えます
生活の行動パタンとして
1.坐る(スワル)
2.腰掛ける(コシカケル)
3.寝転ぶ(ネコロブ)
などが
基本的欲求であると捉えます
これらは
やすらぎの場(クツログ).............「1.」
お気に入りの場(タノシム)..........「2.」
家族それぞれの場(カクレガ).....「3.」
として設(しつら)えていきます
こうした「くらしかた」が整理できても
従来のような
「部屋を組合せていく」
つくりかた
の
住宅では「年齢・嗜好・家族構成」
に
永く適応していくことができません
よって
建物の寿命に到達していなくても
使い勝手の悪さからくる「寿命」がきてしまうのです
そのために
激変する「用(くらしかた)」に対応できなくなることによる
「建替え・増改築」
など
発生し
思いがけない「出費」がでてしまうこともあるのです
こういったことから
という
手法を身につけ
すまいづくり
が
必要となってくるのです
(参考)
すまいネット新聞「びお」アーカイブより