2010-09-27

オガワミツオ


「宮大工と歩く奈良の古寺」
21歳で
あの西岡常一棟梁に弟子入り(唯一の「内弟子」)した
最新著作である


高校生の時
「奈良・法隆寺」を一目見て
その感激が「宮大工」をこころざすきっかけ
となったという
すごい「エピソード」をもっていらっしゃる


この本は
「鵤工舎(いかるがこうしゃ)」
小川棟梁が
「奈良の古寺」
造る人の立場から語られた画期的な
解説(ガイド)本なのである


1300年もの昔に
現在のような便利な「大工道具」もままならない
そのようなときに
どのような「工夫」や「苦労」をして
お寺を建てたのか?


そのような「痕跡」を
実際の「古寺」での何処を見れば
わかるのか?


いままでにない視点で
語られている「一冊」なのである


また
近々
山口県内での講演も予定
されているようで
ぜひ
ご本人のお話を伺ってみたい
とも
思っているのだ

(目次)

はじめに
第1章 斑鳩の里 1 法隆寺 2 法輪寺 3 法起寺

第2章 西ノ京周辺 4 薬師寺 5 唐招提寺

第3章 奈良公園周辺 6 東大寺 7 興福寺 8 元興寺 9 十輪院
第4章 山の寺 10 室生寺)
第5章 北部地域 11 秋篠寺 12 長弓寺


(追記)
山口の五重塔もいいです...笑

小川三夫氏の公開講座資料がありましたので
掲載しておきます
(財団法人山口県ひとづくり財団 県民学習部 学習振興課HPより)