LCCMとは
「ライフ・サイクル・カーボン・マイナス」
とは
「住宅建築のライフサイクル」
における
建設→居住→改修→解体
の
過程で発生する
する住宅のことだ
「LCCM住宅」は
の
研究開発事業として
日本サステナブル建築協会(JSBC)内
に
(委員長:村上周三氏)
を発足し
平成21年4月より
研究・開発が進められてきていたようだ
このたび
高知県檮原町
に
「日本初・LCCM住宅モデルハウス」
が完成し「公開」するということで
さっそく
その目で確認してきたのだ
高知県檮原町といえば
あの
「徳川幕府による藩制政治」から日本を変えようとした
坂本龍馬(※)が
土佐藩を脱藩したあの地でもある
(※)坂本龍馬に関するサイトはかなり多いがここでのリンクはかなり「個人的」好みが入っていることをご了承願いたい(笑)。
そして現在の梼原でも
地球温暖化が叫ばれるなか
「環境モデル都市」としての実践として
『森の資源が循環するよう「公民恊働の生物にやさしい低炭素まちづくり」』
を取り組んでこられた
このような経緯のなか
前記委員会と連携し
モデルハウスが
完成したのだ
LCCM住宅研究会開発委員会
LCCO2部会長として
開発に携わってこられた
などの
解説もあわせながらの
とても充実した視察となったのだ
(参考)
カーボンオフセット(環境省)
サステナブル生命建築(共立出版)
(追記)
太陽光発電搭載
OMソーラーもある
ペレットストーブを補助暖房装置としても計画されている
建築本体工事費は約2200万だ
この住宅は「宿泊体験」も可能である
現在
「温湿度の測定」
や
「風向計」の設置
など
室内外環境の数値を24時間測定し
その
建築環境性能を実測値として記録していくこと
も
あわせて行われている
檮原町環境政策課の方が乗っていらっしゃる「電気自動車」
環境配慮に徹底している
因みに車両本体価格は400万円くらいだそうだ
また
今回視察した「LCCM住宅」は小学校の跡地を
利用してつくられている
生徒数の減少による「統廃合」で小学校校舎はもうそこにはない
敷地の一角にはいまもなお
小学校であったころの
面影を残す歴代校長先生の名前が記された
石碑
がたっていた
また
だれも使わなくなった体育館(講堂?)は
コドモたちの元気な声が聞こえなくなったいまも
ひっそりとたっていた
そして
「昭和三年十一月」と刻まれた「時計塔」がいまも
その時を刻んでいる
(参考)