2011-06-29

ホールボディカウンター

縦型のホールボディカウンター(Wikipediaより)
福島県はいよいよ「内部被爆」についての調査をはじめました
福島第1原発事故による積算被爆量が
健康に与える影響があるとして
福島県は調査を開始しました
 対象は
「警戒区域」と「計画的避難区域の一部」
を対象とした
28,000人
に「問診票」を配布して3月11日から2週間の行動を聞いて
「推定被爆量」を調べるということです

8月には全県民2,020,000人に同じ「問診票」を送付する見込み
今後30年という歳月のあいだ、継続して
積算被爆量と人体への影響との関連を調べていくということです

この配布された「問診票」
A4判9ページで「9問」の設問があるということ

2週間の生活を1時間単位で
「屋内外」の「どこ」にいたかを細かく記入 するというもの
また
「井戸水」を飲んだか?
「自家菜園の野菜」を食べたか?
自宅・勤務先の建物は「木造」か「鉄筋コンクリート造」か?
原発20㎞圏内に立ち入ったことがあるのか?

など
被災していない私たちでも「行動を思い出す」
ということが難しい、そんな内容になっているようです
まして
高齢者や児童そして生死の境をくぐり抜けてきた人々
には
ちょっと困難な「問診」じゃない?と思えてなりません

このほか
「尿検査」や「血液検査」
「医師の問診」
などが併せて行われるということです

そして
福島県は
ホールボディカウンター」を5台購入する予定だそうです

走査寝台ホールボディカウンター(Wikipediaより)
(参考)


暴走する原発  チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと



ストロンチウム内部被爆はホールボディカウンターではわからない