山口県東部地方に四番目の長州現代町家が完成しました
このクライアントさんは
永きにわたり「様々なトコロ」とすまいづくりを話しあってきたようです
その中には
「ハウスメーカー」や「設計事務所」「工務店」
などがありモデルハウスなども見に広島のほうまで出掛けていったこと
も
あったようです
しかし
クライアントさんの希望などに対する提案が
いまひとつ
家族のことも理解されず
将来のこと
計画地(周辺環境)のこと
など
あまり考えられていないものばかりであったということです
そして
土地は購入したものの一年以上の時が経過し
半ば将来計画について断念仕掛けたときに
と
出会い
現代町家という設計手法と暮らし方に共感していただけた
ということになりました
先日
クライアントさんへのお引渡しも無事に終わりました
終始
笑顔であったご家族のみなさんを見ていて
とても嬉しくおもいました
クライアントさんからは 「感謝とお礼」 のお言葉をいただいたのですが
ほんとうは
つくり手の思いを汲みとって戴けるクライアントさんに出会えることのほう
が
いちばん感謝しなければならいのではと思っています
最後にクライアントさんが話された言葉がとても印象的であったのですが
それは
「人生二度以上、家を建てないと想いの適ったものはできない」
と考えていましたが
「しっかりしたものを一度でつくれたように思います」
ということなのです
僕達の考えている
「いいものをしっかりちゃんとつくる」
という「思い」
といっしょだな、と改めて感じました
「現代町家」というシステム化された設計手法により
すまい手の思いを適えられるような長期優良住宅をこれからも
つくり続けていきたいと思っています
山口県で「現代町家」の設計・施工・普及を推進しているのは
町の工務店です