住む。no.39 カバーページより |
小さな畑と台所
「いきいきと立ち働く、台所の音と料理の匂い。」
季刊「住む。」の最新号が発刊されています
そのなかの小特集
「秋岡芳夫の目と手と言葉」
季刊「住む39」より |
一言でいえば
「物」をすてない“くらし”のすすめ
いい物を長く使うことのすすめ
買わされる人間から
買う人間になることのすすめ
道具の使い方を自分で工夫してくらす
知恵のある“くらし”のすすめ
昔のように
道具を親切につくり
物を大事にする“くらし”にもどらないと
もうじき
私達の地球は駄目になる!
消費者をやめて、愛用者にもどろう!
(『割りばしから車(カー)まで』 柏樹新書 )
この文章は
昭和46年に書かれた言葉であるそうです
このころの日本は「高度経済成長期」の円熟期を
迎えようとしていたとき。
デザイナーとしての視点から
日本の行く末を「案じた」かのような
メッセージ
となっていています。
また、いまのわたしたちの暮らし方に対しての「ありかた」を
問うているようにも聞こえてきます。
(参考)
DOMA秋岡芳夫展(目黒区美術館)
あぐらのかける男の椅子(モノモノより) |