2011-10-17

びおハウス 前夜。

 28坪、1000万円台でできた木の家
想定家族「5人」で暮らす
小さないえです

 昨日、一昨日
住まい手さまの御厚意により、完成見学会を開催しました
26組60名を超える方々にご来場いただき

現代町家で培った設計手法を活かしながら
28坪1600万円
自然素材と無垢の木(山口県優良木材)を使用した
すまいとなりました

びおハウスのなかで提案されている
である設計手法の

美しい切妻屋根
光をコントロールするための影をつくる
周辺環境を読み込んだ風の道をつくる
将来の変化に適応できる構造体をつくる
広く見せるためのプランをつくる


ルールである

アプローチとパーキング
デッキ(外の居間)
表(メイン玄関)と裏(サブ勝手口)
空間の流れと視線の抜け
壁面と開口
家具の配置と植栽

などを実践しています

この小住宅は
びおハウスの勉強会に参加する以前に
計画・設計されたもの
なのですが
先に書いたように町の工務店が取り組んできた「現代町家」の設計で培った
ベースとゲヤ
という手法を用いて
コンパクトでリーズナブルなものを実現することに成功しました

2日間の見学会場となったこの小住宅に足を運ばれた方は
みな
口を揃えて「いいね!使いやすそうで拡がりを感じるね!」
喜んでその空間のもつ「チカラ」を体感していただいたようです
いま
混迷するこの日本社会で次代を担う若者が
きちんと住まえるものを
しっかりつくる

その住まいに「大きなエネルギー」に依存しない
夏の暮らしができる建築を
町の工務店と住まい手でつくる

その「先駆け」となる小住宅になった、と思います
さあ、今週末は町の工務店モデルハウス
オープン2周年の感謝イベント
開催されます

ここで、びおハウスの勉強会を開催します
参加された方は「復習」の場に
惜しくも前回
その機会を逃された方は
びおハウスの全貌を知っていただく会
なると思います

どうぞ、ご家族・ご友人・お知り合いなどお誘いのうえ
みなさまのご来場、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております

山口県で
現代町家 と びおハウス
設計・施工・普及
推進しているのは