現代町家からびおハウスへ。町の工務店は「エネルギーの風景を変える」
運動と取り組みを開始します
10/08(土),10/09(日)と長州現代町家で
「2011年グッドデザイン賞受賞記念 びおハウス発表会」
を開催いたしました
両日とも「3回」にわたる、発表会を行わせていただきましたが
計6回の会とも、ありがたい事に、ご来場をいただき
1時間の枠を超えての
充実した語らいとなった「発表会」でした
参加いただいた方々には、篤く御礼申し上げます
パワーポイント26ページ(約1時間弱)を使って
延9時間を超える対話に、ちょっと草臥れましたが(笑)
あの
パッシヴなソーラーシステムに取り組みはじめた頃の
住まい手と一体となって「学ぶ」といった、あの光景をまるで再現したかのような
この発表会は
これからの
「エネルギー」だけでなく、「住宅建築」のつくりかたの
風景までも変えていくような
そんな「熱い予感」さえ感じることができるものとなりました
今後、この発表会は「びおハウス勉強会」というカタチとなって
「住まい手」をどんどん巻き込んで
「つくり手」もどんどん深進化して
いく場としていきますので
どうぞ
みなさんの熱いご支援と「びおハウス運動」へのご参加
よろしくお願いいたします。
(参考)
さいごになりましたが、
さいごになりましたが、
今回の発表会の概要を以下に記しておきます。
◆現代町家からびおハウスへ。◆
そして、エネルギーの風景を変える」取組みと運動を開始します
◆バウハウスからびおハウスへ。◆
装飾的な建築の行き詰まりを打開したように、次代のデザインを模索する家をつくります
◆「ヒト」は「ソーラーキャット」できるか?◆
太陽エネルギーのことなら、日なたぼっこしているねこが なんでも知っているのに、
人間はなぜ教わらないの。
◆長州現代町家のコンセプト◆
ちゃんとつくって、きちんとお手入れする、その家は前を通る人の家でもあります
◆町の工務店がつくってきた長州現代町家◆
西から「宇部・山口・防府・周南」と現在6番目の現代町家が建築中です
◆日本の都市部は「蒸暑地域」◆
冬は、結構「寒く」、夏は亜熱帯の蒸し暑さとなります
◆2011年03月11日午後2時46分◆
未曾有の大震災「東日本大震災」の勃発により、私たちの暮らしは「一変」してしまいました
◆ここ山口県も安心ではない「エネルギー」のこと◆
中央構造線に近接するプルサーマルによる「伊方発電所」。大きなエネルギーを生産する
ことよりも、私たちの暮らし方を変えて、まず、建築でできることをやろう、と思います
◆自然室温で暮らせるすまい◆
現在、「スイッチON」で暮らせる便利さは、本当の「豊かさ」ではないことに、皆が気づき始めて
います。私たちは自然のチカラに勝てない、ならば、空調に頼らない「小さいエネルギー」で
暮らせる「自然室温に近い暮らし」をつくっていく以外には、ないのです
◆2011年グッドデザイン賞受賞◆
建築でやれるところはやって、暮らし方で変えられるところは変えて
「日本のエネルギーの風景を変えよう」という
「住まい手+つくり手が一緒になってつくる」このネットワークの提案について
授与を受けました
◆びおハウスの夏のくらし◆
「深い軒と庇」 「窓辺や壁に陰をつくるスクリーン」 「涼感を誘う水盤」 「夏日陰をつくるタープ」
◆びおハウスの冬のくらし◆
「冬の低い太陽を捉える壁集熱」 「季節に応答する建築のシカケ」
「戸外とつながる冬のおいしい空気を吸い込む」 「日向ぼっこのできるデッキテラス」
◆自然と応答することのできる「ローテク」◆
茅葺屋根のような木質繊維断熱材
押し込み型のプラス圧換気装置
美しい屋根 光発電
◆郊外型の上質なすまい◆
現代町家と少し趣を異とする「モダンな住宅」です
30坪1000万円台に挑戦する「びおハウス」です
◆びおハウスをつくろう◆
自然と応答する「ソーラーキャット」のような住まいづくりを、わたしたち
町の工務店と住まい手が一緒になって考え、つくって参りましょう
(追記)
御来場者のコメントを追記しておきます。
①山口県内は、夏涼しく冬も比較的温暖な所もあるので
無理してプラス圧換気しなくてもいいかもね。(40代主人)
②びおハウスのローテクは、いいね!
自然と呼応する、
③住まいは住む人の「嗜好の場」でもあるね。
あまり、
でも、昼間「
やってもらえれば、その分に「嗜好」
住まい手のほうで考えられるようになるね。
④私達家族が探し続けてきた「コト」が実現できそうです。
⑤建築的なことを、とても良く纏められていて勉強になった。
「
⑥びおハウスM、というものは「ひとつの暮らし方(スタイル)」
ということがわかりました。
ただ、住まい手と工務店が一緒になって、
という部分は共感できる。
みなさん、ありがとうございます。
これからの「びおハウス運動」一緒に考えつくっていきましょう!
よろしくお願いいたします。