この2冊、最近読みました...。
読んだ「場所」は、12/31の「エントリー」であきらかに!!!!!
あの小川三夫氏の「世代交代の口伝」ともいうべき書
本書でご自身も「最後の著書」といわれているものです
「師弟の語り」と「聞き書きの達人」による576ページの大著
法隆寺を1300年のあいだ守ってきたのは
職人の「手から手へ」と引き継がれてきた「技と知恵」
それは言葉や書にあらわせない「手の記憶」でもあったのです
「法隆寺の鬼」といわれた最後の宮大工・西岡常一氏
◇木と人の育て方を語る(天)◇みたび追い返されついに西岡棟梁の弟子となった小川三夫氏
◇小川氏がかなえた「夢」と宮大工の「未来」を語る(地)◇
鵤工舎の若者へのインタビューによって「師弟」を浮き彫りにする
◇塩野米松氏の「本人の言葉」による聞き書き(人)◇
最後になりましたが
小川三夫氏の話されていた印象深い
「コトバ」
を記しておきます
◇◇◇◇◇
組織は一度は栄える。しかし必ず腐り始める。
いつまでも俺が棟梁ではあかん。
一番腐るのは上に乗ってるリーダーからや。
今度は俺が席を譲る番や。