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1995年1月17日 午前5時46分から「17年」を迎えました
淡路島北部沖の明石海峡(北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16km)を震源とする
マグニチュード7.3の兵庫県南部に巨大な地震が発生しました
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激しい縦揺れをともなった
首都直下型の地震は、その被害を広範囲に拡げていきました
また
早朝の大地震ということでまだ「目さめやらぬ人」もいて
この激震による災害は
地震発生直後14分以内に
倒壊した建物の下敷きとなって92%の方々が亡くなるという震災至上
衝撃的な事実を私たち人間につきつけてきました
また
朝食の準備や暖を取るためのストーブなどに使っていた「火の元」が
神戸の街を焼き尽くしてしまったのです
多地域多面同時的に発生した「火災」は
昔ながらの細い路地や倒壊した古い家屋、また、ガス管などのライフラインが
消火活動の妨げとなり、拡大していきました
このとき
日本各地また全世界からの支援活動が神戸の街に結集しました
そして
「建築物の耐震化」が焦眉の急であると国やマスコミは騒ぎ立てました
しかし
30年以内に「阪神淡路」のような巨大地震がおこるという事実には
あまり関心はよせられていませんでした
そして
あの「3月11日の東日本大震災」が発生します
物理学者であり、随筆家でもあった
寺田寅彦は
『 過去の地震や風害に堪えたような場所にのみ集落を保存し
時の試練に堪えたような建築様式のみ墨守してきた
それだからそうした経験に従って造られたものは
関東震災でも多くは助かっているのである 』
と言っています
「再稼働」や「(つくられた)安全(神話)」の技術
へと短絡するまえに
まだまだ私たちには「考えること」と「やるべきこと」が
あるのではないのか?見つめ直す必要があるのではないか?と思います
そして
「17年」
という歳月はあの「関東大震災」から89年後に発生した
この「阪神淡路大震災」からみると
まだまだ「昨日」にでも起こったくらいの時間しか経過していないということ
また
その「16年後」に「東日本大震災」とチェルノブイリを凌ぐ「原発事故」が発生した
ということ
を
我が国の政府並びに関係者は、再認識して対策を講じてほしいものです
そして
「17年」
という歳月はあの「関東大震災」から89年後に発生した
この「阪神淡路大震災」からみると
まだまだ「昨日」にでも起こったくらいの時間しか経過していないということ
また
その「16年後」に「東日本大震災」とチェルノブイリを凌ぐ「原発事故」が発生した
ということ
を
我が国の政府並びに関係者は、再認識して対策を講じてほしいものです
(参考)
(追記)
昨年の『阪神淡路大震災 1・17のつどい』
で
メーッセージをしたためさせていただいた
いまなお
地震による収束の目処がたっていない原発事故に見舞われている
東北地方の方々への支援も
まだまだ継続的に続けていくことが大切であり
また
建築に携わるものの使命として、エネルギー社会の転換の一翼を担えるような
自然のもつポテンシャルをひきだす建築
を
考えつくっていきたいと思っています