2012-01-21

越前和紙。

株式会社丸和 のweb より
よごれにくい自然素材の和紙
町の工務店ネット推奨の「和紙」です

あの九州建築勉強会で提案された「越前和紙をベースにした新しい和紙」です

私たちの暮らしに慣れ親しんでいる「洋紙」に対して「和紙」という
日本古来からの紙があります
洋紙にくらべて和紙は「繊維の長さが長い」ため
強靭でしなやか、寿命が長いなど

性質をもち
文化財の修復、日本画用紙、木版画そして日本紙幣にも用いられています

製造の方法も「流し漉き」から
現在はその需要の少なさから「機械漉き」がおおくなっています

和紙が大量生産となって市民に普及していったのは
江戸時代

この推奨された和紙は「越前和紙」ですが
そのむかし
室町から江戸にかけて越前藩が「公家」や「武士」などを対象に
使用されていた紙(公用用紙)

藩の主力な収益にしようと考え
全国へと普及・販売していったという歴史があります

いまはあまり「襖」というものがみられなくなってきましたが
一昔前
襖に使っていた「鳥の子紙」などはこの「越前和紙」が多いようです

サンプルはA5サイズの本型
その「越前和紙」をベースとしたあたらしい「越前和紙」
珪素
という鉱物(自然素材)を和紙に含浸させることによって和紙本来もっている
「通気性」「吸放湿性」
損なうことなく、よごれにくい和紙となったものへと製品化されています

「イロ」や「テクスチャー」も豊富
サンプルも取り寄せてみましたが
「こし」があって和紙がもっている本来の「質感」がそこにありました

機会があれば、ぜひともつかってみたい
そんな「和紙かみ」です

(参考)


ずいぶんと「マチナカ」にあります